カードリーディングをするのに一番必要なこと、それは”直感”です。
”直感”というと難しいですが、映画やドラマをみた時に、
楽しい、と思ったり、この俳優が素敵と思ったりした時のことを思い出してください。
なぜ、楽しいや俳優が素敵と思ったのでしょうか?
ストーリーに引き込まれたから、その俳優が自分好みの顔立ちだったから、演技が素晴らしかったから、
カードリーディングもそれと同じです。
カードを目にした時、ガイドブックを読んだ時、
何に目がとまりましたか?
どの文章が心に残りましたか?
それが、カードが伝えてきているメッセージです。
例として、今、私が担当している仕事についてワンカードリーディングをしてみました。
(参照)ドリーン・バーチュー『女神のガイダンスオラクルカード』(JMA・アソシエイツ(ライトワークス))
引いたのは「アフロディーテ」のカードでした。
まず最初に目が行ったのは、アフロディーテの持つ黄色の花でした。
そこから思い浮かんだのは、”豊穣”という言葉。
アフローディーテは愛と美の女神です。
そしてメッセージには、ダンスや身だしなみを整えることで、自分の中にある神性(女性性)を目覚めさせなさい、と書いてある。
仕事は全く新しい分野に挑戦しているのですが、
豊穣 × 女性性 = 生み出すこと
ということで、
「今の仕事は私のキャリアのプラスになるが、そのためには、生み出すこと(新しい方法を確立すること)が必要。
そのためには新しいことだからと言って怖気付かないで、好奇心を持って楽しみながら仕事に取り組んでいくことが大切」
とリーディングしました。
カードに書かれたモチーフから読み解きなさい、といわれてしまうと難しく感じてしまいますが、
カードリーディングは、
目に止まった絵柄やガイドブックを読んで心に残った言葉から、連想ゲームのように意味を探っていく作業、
と言い換えれば、わかりやすいでしょうか。
肩の力を抜いて、親友とおしゃべりする時のような気持ちでカードと向き合うことで、
今一番、必要なメッセージを受け取ることができると思います。