初めてカードを引く時、どんなカードが出てくるか、ちゃんとリーディングができるか、
ちょっぴりドキドキしたのを覚えています。

箱からガイドブックを取り出してめくってみると、カードの使い方が書いてあると思います。
カードを引くまでの流れを簡単にまとめると、下のようになります。

  1. カードを浄化する
  2. カードの自分のエネルギーを入れる
  3. 質問をする
  4. シャッフルをする
  5. カードを選ぶ
  6. リーディングをする

1~3の手順を踏むと私の場合は、リーディングをはじめるぞ!! という気分になれます。
下に、私がカードを引く時の手順を書いているので、よろしければガイドブックと一緒に参考にしてください。

1.カードを浄化する

裏側が上になるように、カードを利き手と反対の手に持って、ゆっくりと深呼吸をして心を落ち着かせます。

カードを引くのは”神託(Oracle)”を授かるのが目的です。
短い時間でもいいので、天使や神など、聖なる存在がその場所に降りてきて、
場を清めてくれている様子やカードに光を送って浄化してくれている様子を思い浮かべます。

十分準備ができたな、と思ったところで、カードを持っていない方の手をゆるく握り、
カードに溜っている古いエネルギーが抜けていくところを想像しながら、
人差し指の第2関節の辺りで、カードの束をコツンと音が出るくらいの強さで叩きます。

2.カードの自分のエネルギーを入れる

利き手と反対側の手に持ったカードの束を裏返して、1枚1枚のカードをすばやくめくって、
すべてのカードに軽く目を通します。
(時間がない時は、束になったカードの一角に人差し指でひとなでします)

3.質問をする

表が内側になるようにしてカードを扇形に広げ、胸に当てます。
声に出してもいいし、心の中で思い浮かべるのでもいいので、
カードに聞きたいことをしっかりと言葉にします。

4.シャッフルをする

カードをシャッフルします。
シャッフルの方法は決まっていないので好きな方法で。
私は、上からカードを少し取って一番下のカードに重ねる方法でシャッフルしています。

ドリーン・バーチュー博士のカードは、大人の手のひらくらいの大きさがあるので、
人によってはシャッフルするのが大変だと思います。
タロットカードの場合はシャッフルできないので、私はいつもふた山に分けてシャッフルしています。

5.カードを選ぶ

リーディングをはじめる前に決めておいたスプレッド(展開法)に従って、カードを引いていきます。
私はシャッフルをしながらここだ、と思った場所で手を止めてカードを引きます。

引き方は自由です。やりやすい方法で引いてください。
悪い意味のカードはないので、安心してカードを引いてください。
大切なのはどのカードが出たかではなく、そこから何を受け取るかです。

シャッフルした時に飛び出したカードがあったら、それは脇によけておいてください。
スプレッド従って引いたカードに対してアドバイス(補足的に意味付けしてくれる)カードになります。

6.リーディングをする

カードをリーディングしていきます。
まずはカードをじっくりと見て、何を感じるか、どの部分(色やモチーフ)が気になるかに意識をむけます。
それがカードからのメッセージです。

絵柄だけではリーディングができなかったら、カードに書いてある英語がわからなかったら、
ガイドブックを確認します。

ガイドブックに書いてある内容ではなく、引いたカードを最初に見たときに自分が感じたことが一番大切です。
自分の直感を信頼してリーディングをしていきます。